こんにちは、かなです。
春からスーパーに輸入りんごが並ぶようになっていました。
日本産のりんごと違って、小ぶりです。
iPhone7と並べると、半分くらいの大きさですね。
作家の林望さん著書「イギリスはおいしい」が好き
実は、作家の林望さんの「イギリスはおいしい」の中に
イギリスでのりんごの食べ方が書いてあるページがあるのです。
イギリスというと、食べ物が不味いというイメージが強くて、
じゃがいもと小麦と魚だけでしょうと思っている方に
「いや、イギリスでも美味いものがあるんだ」と
林望さんが日本の読者に挑んだ(?)本です。
イギリスだけでなく、ヨーロッパは土地も肥えていないし、
雨も少ないので、稲作は不可能なので、小麦が作られています。
すぐお隣のフランスには美味しいものがたくさんあるのに、
イギリスというと「フィッシュ&チップス」になってしまうのでしょうか。
日本でもこのフィッシュ&チップスが広尾などでも食べられたそうですが、
私の口に入ること無く、鎌倉で頼んでみたら1000円もするのに、
想像と全く違うものが来て、がっかりしました。
イギリスのりんごの食べ方
手元に本が無いので、うろ覚えですが、
イギリスのりんごは日本のりんごと比べても小ぶりで、
庭にりんごの木が植わっていて、しばらく小屋に寝かせて
ジーンズでふきながら、かじりつく。
(ご婦人などはこんな事はなさらないでしょうが。)
街に出る林望さんにも、「持って行きな」と放り投げる。
何となくその光景に憧れて、きっと林望さんが食べたリンゴも、
きっとこのくらいの大きさだったんだろうなと
思いはすっかり「イギリスはおいしい」の一節。
りんごの輸入品を初めて購入
そのシーンを再現したくて、輸入したりんごを買ってみました。
購入したりんごはニュージーランドからの輸入品でした。
そもそも野菜や果物の輸入品が美味しいという認識はなかった私です。
りんごの輸入品のお味はいかに?
洗ってかじりついてみると、「あれ?固い」
輸入したりんごは身が詰まっていて、味は少し薄いけれど「サンふじ」に
似た感じです。
輸入した果物は美味しくないという前提が崩れてしまいました。
私自身のりんごの美味しさの大きなポイントが身のしまりなんです。
日本産でいうと、新鮮な紅玉が一番好きです。
それと、甘さを追求した果物、特にりんごは最も苦手です。
一度だけ、おいしい王林を食べたことがありますが、
自分で買って食べた時に、身の柔らかさと甘さの二重奏で
もう無理だと思い、それからは買ったことがありません。
林望(りんぼう)さんの真似がしたいという要望が満たされて、
正常な判断は出来ていないのもわかりつつも、
りんごの輸入品はかなり気に入ってしまいました。
日本のりんご保存の技術の高さ
去年までは地方に住んでいて、首都圏に住むようになって
驚いたのが、大好きな紅玉がいつまでも売っているという事。
もう7月下旬だというのにスーパーでは販売しています。
この時期まで売っているという事は、品質を落とさずに
りんごを保存できるという事なのです。
その技術の高さに本当に驚きます。
地方では、産地に紅玉が熟した頃しかスーパーでは
売っていません。
4〜5個入りの包みをせいぜい2回食べることが出来るくらいでした。
この時期を逃すと、買う事はできません。
農産物の流通が首都圏と地方だとこんなに違うとは認識不足で、
本当に驚きました。
それを承知の上で、もしかするともう一度くらい
輸入したりんごを買うかも知れません。
見本の生産者の方へ ごめんなさい。