こんにちは、かなです。
普段はお菓子の一つとして、チョコレートを食べていますが、
最近はお店にも、カカオの含有量の高いチョコレートが
目立つ様になりました。
そこで、チョコレートの何が良いのか、どんな健康効果があるのか、
ダイエットができるって本当?・・・
健康にまつわるチョコレートについて書いてみたいと思います。
チョコレートの原料のカカオ
チョコレートの原材料であるカカオ豆は、製造工程の中で
発酵させて使われます。
したがって、カカオ豆は発酵食品でもあり、
ポリフェノールが豊富な県食品です。
なんと19世紀のヨーロッパでは薬として
薬局に置いてあったそうです。
そして、最近では研究が進み、健康効果が
明らかになってきています。
おすすめはカカオ70%以上のチョコレート
*チョコレートの効果はカカオの量が決め手
チョコレートは、発酵させたカカオ豆をすりつぶした
カカオマス+砂糖+乳製品で作ります。
お菓子を手作りする人はカカオマスをご存知かと
思いますが、食べても決して美味しいものではありません。
カカオは体にいい栄養素が豊富でスーパーフードでもあります。
カカオ成分が高くなるほど、香織が豊かになり、健康に良い効果をもたらしてくれます。
カカオ70%はいきなり難しいという方は、
まずはビターに慣れて、徐々にカカオが多く含まれているものに、
変えていっては。いかがでしょうか?
案外コーヒーとも合いますので、お試しください。
*抗酸化物質のポリフェノールが注目されている
ポリフェノールは植物が酸素や太陽などの酸化ストレスから
自分を守るために作り出す、天然の抗酸化物質です。
しかも、その量はカカオ86%のチョコレートなら、
赤ワインの16倍にもなる程です。
ポリフェノールはエイジングケア・脳の活性化・
高血圧や動脈硬化の予防、改善の効果があります。
他にもあるカカオの栄養素
リグニン・・・便秘を改善し、糖の吸収を妨げる
不溶性の食物繊維
ビタミンE・・・エイジングケア・美肌に効果がある
マグネシウム・・・高血圧・イライラを抑える
テオブロミン・・・リラックス効果
カカオプロテイン・・・腸内環境を整える
ハイカカオチョコレートが持つ8つの力
カカオ70%以上のものをハイカカオチョコレートと言います。
カカオたっぷりのハイカカオチョコレートには、
美と健康を支える素敵な力があります。
さらに、食べ方のルールさえ守れば、
ダイエットや体のコンディションを整える手助けにもなります。
1、ポリフェノールが肌の老化を止める!?
活性酸素は本来外からの細菌を攻撃するなどの働きで、
体を守ってくれるものですが、ストレスや紫外線で
過剰に発生すると、私たちの体の正常な細胞を
傷つけてしまいます。
これが体の酸化です。酸化が進むと肌のトラブルや
肥満、病気を引き起こす原因になってしまうのです。
チョコレートに多く含まれているポリフェノールは
体を酸化から守る働きがあります。
その為、ポリフェノールを豊富に含むチョコレートには、
活性酸素が引き起こす様々なトラブルを防ぐ
可能性があります。
2、便秘や腸内環境を改善する
チョコレートの主成分のカカオは100gあたり
役16.9gの食物繊維を含んでいて、なんと
ごぼうの約3倍にもなります。
カカオに含まれる食物繊維であるリグニンは
便秘予防の他にコレステロール値を下げる働きもあります。
3、ダイエット効果が期待できる、ハイカカオチョコレートの食べ方
ポリフェノールが多く含まれるハイカカオチョコレートは、
食欲を抑えたり、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
しかし、ポリフェノールは水溶性なので、効果が続くのは
2〜3時間しかありません。その為、少しずつ食べ続ける必要があります。
ハイカカオチョコレートの食べ方は1回5gを一日5回に分けて
食べて、合計で25g食べることが上手な食べ方です。
タイミングとしては
朝食時(7時)・・血行を良くして体温を上げます。
仕事前(9時)・・糖分を摂ることによって、脳を活性化します。
昼食時(12時)・・糖分を摂ることで、満足感を得ます。
仕事後(18時)・・鎮静作用でストレスを緩和します。
夕食時(20時)・・テオブロミン効果でリラックスできます。
くれぐれも食べ過ぎには気をつけてくださいね。
4、高血圧が心配な人は、チョコレート 習慣をつけよう
カカオに含まれるポリフェノールは高血圧の予防になります。
実際に、チョコレートを食べた後の血圧が下がることが
認められています。
しかも、血圧が高い人ほど効果があるのです。ポリフェノールの
働きの抗酸化作用で、血管がしなやかになる為に、
血液が通りやすくなると考えられています。
5、1日 25gのハイカカオチョコレートが、動脈硬化を予防する
カカオのポリフェノールは善玉コレステロールを増やし、
悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
さらに、チョコレートを食べる前後の血流の流れを測ったところ、
血液がドロドロな人ほど、血液の流れが良くなったという
報告もあります。
こうした実験の結果から、動脈予防には1日25グラムの
ハイカカオチョコレートを食べることが勧められています。
6、脳を活性化して、認知症予防にも効果が
記憶力や脳の認知機能を高めるにはタンパク質の一つである
BDNFを増やすことが必要です。
ハイカカオチョコレートを4週間継続して食べた後に
BDNFが増えている事が実験で明らかになっています。
BDNF年齢とともに減少しますが、これを増やす事によって
記憶力や学習能力が良くなり、さらには認知症・うつ病の
予防にも効果があると言われています。
7、ハイカカオチョコレートは血糖値の上昇を抑えます。
ハイカカオチョコレートは食後に血糖値を上昇させないので、
「低GI」食品に分類されています。
その為、少ない量であれば、食前や食間に食べる事によって、
食欲のコントロールに役立ちます。
さらに、ハイカカオチョコレートに含まれている
脂肪はステアリン酸である為、体に吸収されにくいものです。
食物繊維が豊富なために、食前にハイカカオチョコレートを
食べる事によって、食後の血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。
8、カカオポリフェノールがアレルギーを予防する!?
最近の様々な研究により、カカオポリフェノールが抗アレルギー効果を
示す事が明らかにされています。免疫システムが過剰に働く事により、
ハウスダストや花粉に対して反応してしまい、
アレルギー反応を引き起こしています。
優れた抗酸化作用をもつカカオポリフェノールが活性酸素の働きを
抑えて、アレルギーの予防が期待されています。
P.S この記事を書いてから、私も早速ハイカカオの健康法を
やってみました。
すると、最近、お腹にたまり気味だったのが、毎日出るように
なりました。
カカオの力を実感しました!