令和初の台風になる予想

熱帯低気圧が発達し、台風３号へ

 

最新の気象庁のデータが発表されました。

沖縄の南を北上中の熱帯低気圧が台風に変わる見込みです。

 

今夜（6月26日）には沖縄本島地方に接近し、

あす(27日)未明には最大風速が18メートル以上の台風になると思われます。

 

今年の台風の発生は、1月に1号、2月に2号とまだ２つ。

今回の台風は令和初で台風3号となります。

 

台風(現在は熱帯低気圧)は、

勢力を維持したまま沖縄の東から奄美地方を北上して、

27日夜には九州から近畿の太平洋側に接近または上陸するおそれがあります。

 

 

梅雨前線に向かって、高気圧のふちを暖かく湿った空気が流れこむ影響で、

南西諸島では27日朝にかけて、

 

九州から近畿では太平洋側を中心に27日の日中から夜にかけて、

大気が不安定になるおそれがあります。

 

不安定な大気は、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降らせることがあります。

 

 

雨量が多くなる所

 

 

太平洋側の南東が特に雨が多く降るでしょう。

 

あす(27日)午前6時までに予想される雨量

多い所で九州南部は250ミリ、

沖縄地方は180ミリ、

奄美地方と四国地方で150ミリと予想されます。

 

 

あさって(28日)午前6時までに予想される雨量は、

多い所で四国地方が200ミリ〜300ミリ、

九州南部で100ミリ〜200ミリ、

奄美地方で50ミリ〜100ミリと予想されます。

 

 

大雨による影響

 

大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意し、

「日中なら急に暗くなる」「急に涼しい風が吹く」

「雷鳴が聞こえる」などのサインは

 

発達した積乱雲が近づくときです。

いち早く頑丈な建物に避難しましょう。

 

 

高波にも注意

 

梅雨前線の周りや台風の接近、または通過する地域では

27日にかけて予想される波の高さは、

沖縄、奄美、九州南部、四国地方で4メートルとなっています。

強い風にも注意

 

奄美地方、九州南部で18メートル(30メートル)、

四国地方で18メートル(25メートル)、

沖縄地方で15メートル(23メートル)と予想されています。

 

日本各地で強い雨が降る所が移動していきます。

雨、風、高潮とともに交通機関の乱れも出てくるかも知れません。

どうか、不要な外出はなるべく避けて、時間に余裕を持って行動してください。