熱中症の予防対策グッズはペットボトル!

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こんにちは、かなです。

梅雨明けがそろそろ発表になりそうです。

今年の夏はかなり暑くなるとの予報が出ています。

今まで、あまり暑い日がなかったので、身体が暑さに慣れていません。

そういう時に熱中症になりやすいので、気をつけていきましょう。

体温を下げる働きは手のひらにある

熱中症を予防するのに、体温を上げないようにするのが大切です。

熱が出た時に冷やす身体の部位はどこですか?

私もすぐに脇の下だと思いました。

 

ところが正解は「手のひら」なんです。

手のひらには”体温低下機能”があるのです。

 

AVAと呼ばれる特別な血管がその正体です。

AVAとは動脈と静脈を結ぶ血管で、普段は閉じています。

 

しかし、体温が高くなってくるとAVAが開通し、一度に大量の血液を通します。

そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻っていくのです。

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引用 https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1018.html

この下の絵のように、手のひらを冷やすことで身体全体が

 

冷える仕組みになっているのです。

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引用 https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1018.html

 

手のひらはまさにラジエーターの働きをしているのですね。

AVAは手のひらだけでなく、足の裏と頬にもあることがわかっています。

 

AVAを冷やした場合と他の部位を冷やした場合の実験

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引用 https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1018.html
このグラフは、「首・脇の下・そけい部」を冷やした場合と
AVAの多い「手のひら・足の裏・ほほ」の3点を冷やした場合
どちらが体温を下げるかという実験をした時のものです。
AVAを冷やした方が効果的だとわかりますね。

熱中症の予防対策グッズはペットボトルとは

保冷剤などの冷たすぎる刺激では、AVAが開かずにかえって閉じてしまうのです。

AVAを一番働かせるためには15℃が良いとのこと。

そのため、ペットボトルが適しているんです。

 

ただし、自動販売機で買ったばかりとか、冷蔵庫から出したばかりでは

5℃と冷えすぎているので、しばらく時間がたったものがいいですね。

 

例えば、駅まで歩くときにペットボトルを持ち、右手が冷えたら左手に持ち帰ると

両手から体を冷やすことができるので、おすすめですよ。

 

冷えたペットボトルをバッグなどに入れると、ペットボトルについた結露で

バッグが濡れてしまうことってありませんか?

 

ペットボトルを手に持つと、この嫌な結露も身体を冷やすことに

利用できるんです。

 

結露が蒸発する時の気化熱によって手のひらを冷やすことができるんです。

さらに、ペットボトルを持っていれば、熱中症対策に欠かせない水分補給も

できます。

「手のひらを冷やす」方法は、熱中症の症状が起きる前の予防法です。

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