「偽装不倫」宮沢氷魚 映画初主演でLGBTQを問う

「偽装不倫」宮沢氷魚 映画初主演でLGBTQを問う

こんにちは、かなです。

 

引用https://news.dwango.jp/moviestage/39726-1907/photos/163764

 

ドラマ「偽装不倫」(日本テレビ)で話題の人気若手俳優・宮沢氷魚が、

映画初主演を務めることが決まりました。

映画のタイトルは『his』。

2020年1月24日(金)公開予定です。

 

『his』のストーリー

宮沢氷魚が演じるのは東京からひとり、田舎にやってきた主人公・

井川迅(いがわしゅん)。

周囲にゲイだと知られることを恐れひっそりと暮らそうとしていた。

 

ところが、迅(宮沢)の前に、6歳の娘・空を連れたかつての恋人・日々野渚(藤原季節)

が現れる。

渚から「しばらくの間、居候させて欲しい」と言われて、3人暮らしを始めた。

 

そして渚は「結婚して、子供も生まれて、この生活を大事にしていこうって誓ったん

だ。

でも、無理だった。

俺、迅がいないと生きていけない」と打ち明けるのだった。

 

 

メガホンを取るのは、角田光代の恋愛小説を映画化した「愛がなんだ」が

大ヒットした今泉力哉監督。

 

様々な恋愛のかたちを描いてきた今泉監督が、初めて男性同士の恋愛を題材にした。

迅と渚の同性カップルが親権の獲得や周りの人々への理解を求めて奮闘する姿を描

く。

 

現実に同じような立場の人々が直面している社会問題や法的問題などにも切り込み、

新境地に挑戦した。

 

また渚の妻・玲奈を松本若菜(35)、迅に恋する美里を松本穂香(22)が、

迅と渚を優しく見守る近所の人々を鈴木慶一、根岸季衣が演じる。

親権を争う裁判を担当する弁護士役に堀部圭亮、戸田恵子ら実力派が固めた。

宮沢氷魚のコメント

まず、初主演映画を今泉力哉監督はじめ、素晴らしいキャスト、スタッフのみなさんと

作れたことをとても嬉しく思っています。

僕は光栄なことに、小さい頃から多国籍、多文化な環境で育ちました。

同級生にはゲイ、バイセクシュアルの人もいて、

LGBTQへの認識や理解は常識だと勝手に思っていましたが、

日本ではまだまだそんなことはなく、何もできない自分にむずむずしていました。

 

注 LGBTQとは「レズビアン(Lesbian)」「ゲイ(Gay)」「バイセクシュアル(Bisexual)」「トランスジェンダー(Transgender)」

「クエスチョニング(Questioning)」とは

・自分のセクシュアリティをひとつに絞ることができない
・既存のセクシュアリティの中に、自分にしっくりくるものがない
・まだセクシュアリティorアイデンティティを形成しているor確定していない
・自分をカテゴライズしたくないなど

 

今回このお話が来て、素直に嬉しく、絶対に引き受けたいと思いました。

僕が演じる井川迅はゲイであることを隠してひっそりと田舎で生きている青年です。

本作は同性愛を綺麗に描写したものではなく、美しさ、醜さ、愚かさ、純情さ、など人間の生き様そのもの描いています。

性別を超え、人を愛し、人に愛されるということはどういうことなのか。『 his』にはその全てが詰まっています。

この作品が一人でも多くの人に届き、迅という役を通して想いが伝わることをこころより願っています。

引用 https://natalie.mu/eiga/news/341637

今泉力哉監督のコメント

私はLGBTQやまたそこからも漏れてしまうような人々の葛藤についてを主題にした映

画をつくることは意識的に避けてきました。

その方が逆に差別的ではないかと考えていたからです。

 

だから、そういう人が群像の中に当たり前に存在している映画をつくってきました。

でもこのお話を脚本のアサダさんからいただいて、

自分にしかつくれないものもあるのかなと思い、引き受けました。

 

ドラマ『his』では「自分が同性を好きかもしれない」と気づくまでを描き、

そしてこの映画『his』では好きだけではどうしようもない

正解のない感情について描きました。

 

そこには男女の差なんてないのだなと、

つくる過程で学んだこともたくさんありました。

 

宮沢氷魚と藤原季節という、芝居の技術やうまさの前に、

人として誠実で魅力的なふたりとこの作品をつくれたことを嬉しく思います。

この映画が多くの人の心を少しでも軽くできますように。

引用 https://natalie.mu/eiga/news/341637

宮沢氷魚さんがゲイやバイセクシャルの方が当たり前のようにいる環境で育ち、

でも日本ではLGBTQはニュースやテレビの情報として伝えられているくらいで、

社会的な問題にもなってきています。

 

そんな時に今泉力哉監督が『his』という映画を通して、それらに切り込みを入れ良い

としている力強いエネルギーを感じました。

 

今までこの問題に何もできなくて悶々としていた宮沢氷魚さんが

自分の中の思いをぶつけてくれるのか、あるいは自分の思いを抑えながら、

どんな演技を見せてくれるのか、楽しみです。

 

宮沢氷魚さんの育ちと私より何歩も進んだ考えを持っていることで

宮沢さんへの見方が変わりました。

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