文豪ストレイドッグス アニメ1期第2話の感想と爆弾魔事件

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文豪ストレイドッグス1期第2話の感想を

ネタバレ無しでお伝えします。

 

敦は久しぶりに畳の匂いがする部屋で目を覚ましました。

何と天井もあるのです。

孤児院を追い出されてから、ずっと野宿だったので、

布団の上で寝たのは久しぶりで、少しはゆっくりと

眠れた様子です。

文豪ストレイドッグス アニメ1期第2話でも太宰の癖が・・・

頭が冴えてくると、昨夜の虎退治のことを

思い出しました。

自分が〇〇だったなんて・・・

さらに、武装探偵社へ勧誘されたことも。

 

すると太宰から電話が入ります。

「緊急事態が発生したのだよ。

一刻を争うのだ。敦くん、直ぐに指定の場所に来てくれ」

敦が急ぎ、その場所に行ってみると、

太宰はドラム缶にお尻を下に「く」の字型になり、

身動きが出来ない状態になっていました。

 

太宰は自殺マニアです。

愛読書も「完全自殺マニュアル」で、内容を

暗記する程、何度も読んでいます。

しかしですよ、第1話では川に入水して溺れていると

敦に勘違いされて、助けてもらいました。

 

今度はドラム缶に「く」の字に入り込んで、

自分では抜け出せない状態になるなんて、

ちょっと間抜け過ぎると思います。

 

武装探偵社の一員なら、いくら愛読書に書かれていた

自殺方法でも、本当に死ねるのかと考えてから、

やってはいかがなものでしょう?

ね、太宰さん。

 

昨夜、敦は武装探偵社に誘われましたが、

自分が入っても、力にはならないと辞退します。

そして、自分で仕事を探すと言うと、

太宰の「僕が仕事を斡旋する」と言う言葉に甘えて、

太宰についていく事にしました。



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文豪ストレイドッグス アニメ1期第2話の爆弾魔に立ち向かう敦

太宰、国木田達が所属しているのは、異能力が使える

武装探偵社という事務所です。

異能力と言われても、どんな能力なのかは未だよく分からないのですが。

 

その武装探偵社で爆弾を装備して「社長に合わせろ」と脅している

20代そこそこの若い男が探偵社の部屋を陣取っています。

しかも、バイトの女の子を人質に撮っているので、

簡単に手が出せない状態です。

 

武装探偵社は恨みも買う事が多い仕事なので、

こういう人に狙われても仕方がないそうですが。

 

爆弾魔は探偵社の名前も異能力も知っており、

説得に出た国木田もあっという間に、

爆弾魔の指示に従い、四つん這いになり

机に手をつき、抵抗すら出来ません。

 

太宰の思う壺になり、敦が新聞配達員のふりをして、

爆弾魔の説得にあたります。

敦はへっぴり腰で爆弾魔に近づきながら大声を出します。

 

本心から怖い敦ですが、後ろに下がらず

「生きていればいい事がある」と。

 

孤児院を追い出されたのは変身が原因で、大人たちから

酷い言葉を浴びせられたのを思い出したのか、

本気で爆弾魔に説得し始めるのです。

 

「あーそうですよ。確かに僕はあなたのいう通り、

取り立てて長所も無く、誰が見ても社会のゴミだけど、

そんでもヤケにならずに生きてるんだ。

だから、そんな爆弾捨てて一緒に仕事探そう!」

 

敦の迫力に爆弾魔もタジタジになり、

その隙を見て、国木田が爆弾魔を確保します。

 

しかし、太宰が国木田をからかい、国木田が油断したその時、

爆弾魔は国木田が奪った爆弾のスイッチを奪い返し、

タイマーのスイッチを入れてしまうのです。

 

爆発まで30秒!

爆弾の1番近くにいた敦は近くに捕らえられていた

人質の女の子を太宰がいる所に投げ飛ばし、

爆弾に自分の体を覆い被せるのです。



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文豪ストレイドッグス アニメ1期第2話の感想

私には敦が爆弾魔を説得する為に言ったセリフの

「寝て起きたら、朝が来る、当たり前のように朝が来る」が

心に突き刺すのです。

敦は当たり前のように朝が来ることにとても感謝を

感じています。

 

でも、私はそんな当たり前のことに感謝もせずに、

朝、目が覚めると今日1日でやる事をすぐに考え始めるのが

日課となっています。

 

私は中島敦という青年を素晴らしい人間として、

尊敬します。

「確かに僕はあなたのいう通り、

取り立てて長所も無く、誰が見ても社会のゴミだけど、

そんでもヤケにならずに生きてるんだ。」という

敦の言葉は心の底と心の傷から本気で絞り出したものだから、

爆弾魔もひるんでしまう程の力があったのでは無いでしょうか?

 

爆弾に何か被せればいいかもと、

太宰から聞いていた敦は被せる物が見つからず、

何も考えずに、自分の体を被せてしまうのです。

 

何も考えずに、こんな事ができる敦は人間として、

本当に最高です。

 

敦に焦点を当てなければ、正直な所第2話は駄作です。

探偵社が爆弾魔に襲われているのに、太宰と国木田は

ジャンケンで説得する人を決めた時点で、この事件は本物かと

視聴者の大半は冷めてしまうでしょう。

ジャンケンが無ければ、敦が爆弾魔に説得する場面を

視聴者も緊張感を持って見守ることが出来たと思います。

 

私は文芸ストレイドッグスにギャグ要素は求めていないです。

それに、ジャンケンはギャグで出したわけでは無いことも

わかってしまいますし。

もっと話を練って、敦が爆弾魔の説得にいかなければならない

流れを考えて欲しかったです。

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