山崎正和さん死去 劇作家、評論家、演劇研究者

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日本の劇作家、評論家、演劇研究者である山崎正和さんが亡くなりました。

86歳でした。

山崎正和さんのプロフィール

生年月日: 1934年3月26日 (年齢 86歳)
生まれ: 京都府 京都市
学歴: 京都大学
教育: 博士(文学)(1993年・大阪大学)
書籍: 柔らかい個人主義の誕生、 世阿彌など多数
受賞歴: 文化功労者

経歴

サントリー文化財団副理事長、大阪大学名誉教授、経済産業省参与。

文化勲章受章者。文化功労者。日本芸術院会員。

関西大学文学部教授、大阪大学文学部教授、東亜大学学長、

文部科学省中央教育審議会会長、LCA大学院大学学長などを歴任しました。



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山崎正和さんが唱えた「平成」で日本は初めて文化国家になったとは?

そんな山崎さんが見る「平成」は、日本が文化文明を輸出する「文化国家」に

変身を遂げた時代だと唱えています。

 

日本人が非常に大きなことをしたのが、平成の時代です。

たとえば、日本人がお互いを助け合いをしました。

神戸、東北、熊本で大地震が起こり、多くの水害という災害があり、

そこで日本人はボランティアをして、お互いに助け合いました。

 

ボランティアは一般の人が、自分と関係のないところまで行って

災害復旧の援助をやるのです。

それ以前は、助け合うとしても地縁、血縁の中だけでした。

それとは無関係に相互協力を始めたという意味で、

「平成」は日本史上の画期的な時代です。

はじめて“国民”というものがうまれたのかもしれない。

 

経済は確かに沈滞したけれど、その中で比較的、うまく生きています。

失業者は少ないし、貧富の差もそれ程までには開きませんでした。

 

そして日本は初めての文化国家になっていきました。

マンガの輸出に始まり、いろんな形で文化を輸出しました。

サッカーの試合では、日本の応援席だけ試合がすんだらきれいに掃除されており、

外国人がそれを見て大変驚きました。

日本人はごく普通にやっているだけですが。

すると世界で一番公共心のある国民、となったのです。

パリで在住日本人が道路を掃除しだしたら、パリの人が街を掃除するようになった。

このように、日本は文化文明を輸出できる国になりました。

 

今の日本は、江戸時代に似ているでしょうね。

江戸時代は西も東も、庶民自身が楽しむ文化を創りました。

国力が随分あったのに、あまり偉大なものを作ろうとも、

外国に攻めていこうとも考えませんでした。

自ら好きなもの、愛するものを、楽しんでいればそれでいい。

たとえばゴミが落ちていれば拾いたくなる、

そういう感覚を大切にしていればいい時代です。

 

日本は経済力で米国や中国と戦う国ではなくなるでしょう。

環境と資源を大切にする国民です。

これを大切にしてたらそんなに経済は伸びません。

俗に言う定常型社会、つまり成長がないまま、

しかし安定する社会が実現できるかもしれない。

国力が力や金ではなく、品格とか文化とかに移っていくのではないかと思います。

それが私の見方です。



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まとめ

様々なご活躍をされていらっしゃった山崎正和さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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