文豪ストレイドッグス アニメ1期第12話の感想とギルドの登場

文豪ストレイドッグス アニメ1期第12話の感想とギルドの登場

文豪ストレイドッグスのアニメ第12話

(たえまなく過去へ押し戻されながら)を

ネタバレ無しでお伝えします。

ポート・マフィアが70億円の懸賞金を払って、

虎を買おうとしていた黒幕が分かりました。

 

第12話はアニメ第1期の最後となりますが、

第2期へ向けて話を展開させるために、

新たな能力者集団「ギルド」が登場します。

文豪ストレイドッグス アニメ1期第12話のギルドのフランシスと福沢諭吉

能力者集団である「ギルド」の団長

フランシス・F 能力名『華麗なるフィッジェラルド」

が、ヘリで武装探偵社にやってきました。

 

フランシスは大金持ちで世界一周ができる程の

クルーズ船を持ち、移動手段にヘリを使うような

リッチな生活をしています。

そして、お金さえあれば、手に入らないものは

何も無いというのが彼の考えです。

 

そのフランシスが武装探偵社が持っている〇〇を

買いたいとスーツケースに大金を入れて持ってきます。

しかし諭吉は「断る」と断言します。

さらに続けて

「命が金で買えぬように、〇〇を買える物など

存在しない。あれは社の魂だ。」

〇〇は内務省の特務課が発行するもので、

内務省はお金で動かないので、

〇〇を持っている武装探偵社に買いたいと

交渉にやってきたという訳です。

 

フランシスは不気味な事を言いながら、

引き上げます。

ギルド一行を送って行った賢治が

フランシスが言い残した不気味な事に

なってしまいます。



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文豪ストレイドッグス アニメ1期第12話のアンの部屋

敦はアンの部屋で戦いを挑まれます。

アンの部屋はギルドの徒弟である

ルーシー・M 能力名『深淵の赤毛のアン』が

異能力で作る空間です。

 

赤毛のアンと言っても、あのお話のような

少女ではなく、人形の形はしていますが、

馬鹿でかくて、風船の様に膨れた化け物と

言った方が近いでしょう。

アンは遊ぶのが大好きなので、鬼ごっこを

するようルーシーから提案されるのです。

 

敦は素早くアンから逃げまわります。

敦の動きを見ていたルーシーは敦がとても

良い異能力を持ち幼い頃からチヤホヤされていたに

違いないと勘違いするのです。そして、敦に対して

「なぜ、あなたなの?」逆恨みをしてきます。

 

ルーシーも孤児院育ち、異能力のせいで

周囲からきみ悪がられて一人ぼっちだったのでしょう。

 

異能力をかわれてギルドに拾われたけれど、

ギルドは失敗をすればすぐに捨てられ、

また一人ぼっちになってしまう。

 

敦がポート・マフィアに捕まった時に

仲間が助けに来たことまで知っていて、

同じ孤児院育ちで異能力を持つもの同士なのに、

「不公平だ。アナンタも私の気持ちを

思い知るがいい、永遠にね!」と

アンの部屋の奥にある小部屋へ閉じ込めようと

アンは執拗に敦を責め立てるのでした。



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文豪ストレイドッグス アニメ1期第12話の森鴎外

アンの部屋には敦の他にもう一人の町医者の男性が

いました。「エリチ」という女の子を探すために、

自らアンの部屋から出て行かなかったのでした。

 

彼こそがポート・マフィアの首領で

能力名『ヰタ・セクスアリス』です。

第12話で初めて正体を現しました。



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文豪ストレイドッグス アニメ1期第12話の感想

福沢諭吉は何度見てもかっこいい。

ギルドのフランシスの申し出に対して

一言目の「断る」が声は渋くて重みがあって、

表情と合っていて、本当に良いシーンです。

 

「命が金で買えぬように、〇〇を買える物など

存在しない。あれは社の魂だ。」

社の魂・・・なんてしびれるお言葉。

どうして、諭吉のようなかっこいい人がいるのだろう

と、思った瞬間にこれはアニメだと現実に

引き戻されました。

 

一方、ギルドのフランシスは外見はスマートですが、

成金と同じような印象を受けます。

人間的には薄っぺらい感じがします。

能力名は「華麗なるフィッツジェラルド」ですが、

内容はさっぱり分かりません。

 

同じくポート・マフィアの首領、森鴎外の

能力名も『ヰタ・セクスアリス』という名前なので、

推測が出来ません。

 

ポート・マフィアの森鴎外の能力も、

ギルドのフランシスの能力も明らかになった今、

福沢諭吉の能力はどんなものかと気になります。

 

 

ルーシーは自分だけが不幸な人間だと思い込む、

「自分が可愛い」タイプだと思います。

でも、「自分が可愛い」という感情も薄っぺらで、

辛くて寂しい子供時代を過ごした哀れで

みじめな思いしかありません。

 

正当に「自分は可愛い」とプラスに自己評価出来るのなら、

良いのですがそれが全くありません。

プラスの自己評価が無いから、敦に全くの逆恨みをする訳です。

 

敦がどれだけ辛い孤児院での生活を送っていたのか、

そんな事実はルーシーには関係ないのだと思います。

ひとりぼっちになるのは嫌だとルーシーは言っています。

 

もちろん、友人がいた方が良いと思う人の方が多いと

思いますが、ルーシーの場合は一人でいる事、

自分で立つ事が出来ないタイプです。

 

ルーシーがこうなった原因は孤児院での愛情不足です。

無条件の愛情を注いでもらって、

自分は自分で良いんだ、ここにいて良いんだ

という自己肯定感や安心感が生まれるのです。

 

明らかにルーシーには自己肯定感も安心感も

ありません。

 

文豪ストレイドッグスアニメも1期が終わりました。

2期からは、ギルドも加わって話が展開していく事に

なりますね。

武装探偵社にはどんな困難が待っているのでしょうか?

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