文豪ストレイドッグス アニメ1期第9話、10話の感想と人間模様

マンガ、アニメ、舞台

文豪ストレイドッグスのアニメ第9話

(うつくしき人は寂として石像の如く)、

第10話(羅生門と虎)をネタバレ無しでお伝えします。

敦はポート・マフィアの『夜叉白雪』である泉鏡花を

武装探偵社へと連れて帰りました。

文豪ストレイドッグス アニメ1期第9話、10話の敦と鏡花

国木田が尋問しても無言の鏡花。

橘堂の湯豆腐を食べたら話すと言うので、

敦は橘堂が高級な店とも知らずに「いいよ」と答えてしまいます。

 

好物の豆腐をたくさん食べた鏡花と財布の中身を気にする敦でした。

情報を得て国木田は敦に鏡花を軍警へ連れていく様にと

言い残して探偵社へ帰って行きました。

 

鏡花はすでに35人も殺しているので、軍警へ連れて行けば

死罪は確定だと言うことを敦は知っています。

その為、敦は軍警へ行こうとは言えずに

「君の好きな所へいこう、デートスポットとか」

言葉が先に出てしまい、鏡花から「あなたとデート?」と

返され、照れる敦と頬を赤らめる鏡花なのでした。

 

鏡花は横浜の名所を歩きます。

敦が唯一知っていた赤レンガ倉庫で鏡花に

クレープをおごることに・・・

 

周りから見たら、二人は本当にデートをしていると

思われたことでしょう。

 

両親を亡くしてから、身寄りがなかったために

すぐにポート・マフィアに引き取られて、

『夜叉白雪』として利用されるだけだった鏡花は

ずっと人として扱われることも、

人として生きることも許されなかったと思います。

 

ただ、二人で街を歩くだけでも、鏡花は敦の優しさにふれて

本当に久しぶりに人の暖かさを感じていたのでは

無いかと思います。

 

鏡花にとって敦は自分を当たり前に人として

扱ってくれるとても大事な人になっていたと

思われます。


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文豪ストレイドッグス アニメ1期第9話、10話の福沢諭吉

敦は鏡花と共に姿を消してしまいます。

連絡も取れない状況なので、ポート・マフィアに

連れて行かれたと探偵社の面々も思っています。

 

優しい谷崎は探偵社の一員だから探すことを提案しますが、

「僕が良ければ すべてよし!」が座右の銘の

自己中の乱歩は反対します。

他の仕事が立て込んでいる国木田もそれに賛成するのを見て、

ナオミがあきれ返って、社長の福沢諭吉を呼びます。

諭吉は全員に向かって「仲間が窮地、助けねばならぬ。

それ以上重い理屈がこの世にあるか」と言うのです。

 

社長の器を持つ人とは諭吉の様な人のことを

指すのでしょう。

こんな社長の元なら、ぜひ働きたいと思いますが、

武装探偵社はちょっとご遠慮します。

 

仕事より仲間を助けることを命じた堂々たる態度の

諭吉にはしびれてしまいます。

現実に諭吉の様な男性がいたらいいのにね。

 

第9羽の最後に諭吉が国木田に鍵を投げて

「使え。港にある車の高速艇だ。

必ず連れて戻れ」と言うシーンの諭吉の

表情と口調が凄くかっこいいのです。

決まる男は何をしても決まるものだと

見ていたのはアニメだと言う事を忘れるほど、

惚れてしまいました。


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文豪ストレイドッグス アニメ1期第9話、10話の太宰治

太宰が姿を消してからも、相当の時間が経っていました。

夜叉白雪によってポート・マフィアに囚われていたのです。

暗い部屋の壁に取り付けられた鋼鉄製の太い腕輪で

身動きできない様にされていますが、

本人は心中の歌など口ずさんで、至って呑気です。

そこへポート・マフィアの幹部の中原中也

能力名「汚れちまった  悲しみに」が

やってきます。

 

中也は腕は立ちますが、太宰は頭脳戦で中也を

思う様に支配するのです。

やはり、太宰は相当の切れ者ですね。

以前、ポート・マフィアの幹部だったので、

内部事情をよく知り尽くしています。

 

ここを叩けば、どう動くのかを理解して

中也を掌の上で転がして、

自分が知りたい情報まで手に入れるという

非常に賢い男です。


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文豪ストレイドッグス アニメ1期第9話、10話の羅生門と虎

芥川は鏡花に対して

「無価値な人間は呼吸する権利は無い」と言います。

鏡花は「そうかも知れない。でもクレープ美味しかった」と。

 

改めて敦は「無価値な人間は呼吸する権利は無い」と言う

芥川の言葉を考えて、力いっぱいに

「僕は違うと思う。だって、太宰さんは、探偵社は

僕を見捨てなかった」

自分を逃がそうとした鏡花を助けるために、

芥川に勝負を挑むのです。

 

敦は芥川が鏡花を人殺しの道具にした事を許せません。

しかし、芥川からも敦に対する憎悪、憎しみが物凄く

伝わってきます。

 

太宰がポート・マフィアにいた時に芥川の訓練役でした。

その太宰から、敦のことを

「出来るかな、君に。私の新しい部下は君なんかより

よっぽど優秀だよ」と言われたのでした。

 

芥川にとって太宰は尊敬に値する人なのでしょう。

今はポート・マフィアと武装探偵社という敵対する

組織に属しているけれど、芥川は太宰に対する思いを

変えることが今でもできないのです。

 

だから、太宰が自分より優秀だと明言した敦が

憎くてたまらないのです。

「あの人にあの様な言葉、2度と言わせぬ」と言った時は

頭がイカれてしまった様な表情で、恐ろしいです。

 

二人の戦い方を見ていると、芥川は異能力ばかりです。

確かに異能力を使える様に訓練してきたので、

使うなとは言いませんが、芥川自身が戦っている様には

見えず、ずるく見えてしまうのは私だけでしょうか?

 

一方、敦は部分的に変身はできているものの、

芥川に体当たりをして、芥川の攻撃を受けて、

ダメージも大きいです。

しかし、体の再生力も見事で何度でも攻撃に出て、

芥川の弱点を一つずつ探して、攻め方を変えます。

 

芥川が鏡花に対して

「人を殺すことで生きる価値を与えてやった」との言葉に

敦が怒りをぶつけて、

「誰かに生きる価値があるかどうかをお前が決めるな!

人は誰かに生きていいよと言われなくちゃ、生きていけないんだ。

そんな簡単なことがどうしてわからない!」

 

敦はついに芥川の異能力を破り、高速艇で駆けつけた

鏡花と共に国木田に助けられるのです。

 

文豪ストレイドッグス アニメ1期第9話、10話の感想

一番頭の残るのが、社長の諭吉のカッコ良さです。

もし、私が男ならこんな人になって見たいと思います。

 

敦とデート(?)した後の鏡花が芥川を裏切っても、

敦を助けようとする位、大きく変化したのが

見ていて嬉しいですね。

 

芥川は非常に惨めな男だと思います。

芥川も小さな頃から貧民街にいて

自分を寂しい、可哀想な人であると思って育ちます。

 

非常に自己肯定感が低いまま、大人になって

しまった人ですね。

だから、尊敬する太宰が敦の方が優秀だと言った

言葉で大きく傷つき、敦に憎しみ、妬み、恨みを

持ったのです。

 

自己肯定感の低さが犯罪組織を作った事にも

つながっています。

この段階で言うのは早いかも知れませんが、

どこかオウム真理教の麻原彰晃に

似ている気がします。

 

太宰が手にした情報では新しい組織が

出てきそうです。

まだまだ、目が離せない文豪ストレイドッグスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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