今年は家で楽しむことを求める人が多く、その中で高級金魚やメダカの飼育を
楽しむ人が増えています。
平年なら各地でお祭りがあり、「金魚すくい」があるのですが、
それが一切ないことで、金魚を育てる仕事をしている人たちは
高級金魚に力を入れていると、先日のニュースでもみたばかりです。
事件の概要
前橋市で高級金魚やメダカの盗難が相次いでいることが8日までに、
関係者への取材で分かった。
前橋市の男性宅では7月下旬から今月にかけて、総額10万円相当の被害があった。
近隣でも同様の被害が複数件確認されているという。
◎被害判明時 いずれもふたが閉められた状態
岡田さんが育てている「らんちゅう」と呼ばれる品種の金魚
群馬県メダカ協会長を務める同市の岡田修一さん(69)宅では、
7月下旬から5回の被害に遭い、計約100匹、総額10万円ほどの金魚が盗まれた。
チョウのような尾びれが美しい「蝶尾(ちょうび)デメキン」、
丸い形が特徴の「ピンポンパール」「宇野系らんちゅう」など、
体形やひれの状態からAクラスと評価される金魚が標的にされ、
高いものでは1匹1万円ほどするという。
同30日朝、自宅の庭にある発泡スチロールの鉢の金魚の数が減っていることに気付いた。
鉢はふたをしていた。その後も被害に遭ったが、
発見時はいずれもふたが閉められていた状態だったという。
盗難の被害を訴える岡田さん
岡田さんは約30年間メダカを育て、昨年は全国の品評会で総合2位
となるなどの実績がある。ここ数年は金魚の飼育にも力を入れていた。
「何年も、何世代もかけて品種改良を重ねて育ているもの。値段以上のショックがある」
と肩を落とした。
岡田さんによると今春以降、近隣の複数の愛好家宅でも、
新しい品種のメダカを中心にそれぞれ100匹程度が盗難被害に遭っている。
引用 上毛新聞
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岡田修一さんのFaceBookより
やられました。ショック!!
蝶尾&蘭鋳 掬い盗られました。
蝶尾とリボンテール出目金の上物50匹、ランチュウ35匹、盗まれました。
金魚と泥棒のプロか、手口が凄い。
8月5日
今度は、東錦をヤラレました。????????
日中、忙しく動いていたので、今日の餌やりは夕方。
東錦の姿が確認できない、濁り水でも、青白い浅葱色は見えますが、見えません!!
また、掬い盗られました。
東錦二歳魚、赤と黒のマーブル模様、黒の点々がまさに大理石様、浅葱色が綺麗です。
アーモンド型だった胴も、面が四角くなりつつあり、肉瘤も盛り上がり始めていました。
関東東錦と鈴木東錦、どちらか見紛うような魚体、つぶ揃いでした。
今日から、防犯灯とカメラを付ける予定でしたが、その前に、ヤラレました。
蝶尾、ランチュウ、東錦と、私的に大切順の1.2.3.です。
全国品評会で優秀賞(総合2位)の紅白メダカ、
部門賞(ダルマ)1位の朱赤ダルマ(初恋)の仔たちなど、
メダカ鉢がたくさんあるのに、ピンポイントで金魚が盗られてます。
それも、上物、大切順に!!
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まとめ
「何年も、何世代もかけて品種改良を重ねて育ているもの。値段以上のショックがある」と
岡田さんがショックを受けているわけがよく分かります。
品種改良は、思った通りの金魚を作ろうと、良い品種ごとを交配させても、
必ずしも思うようには出来なくて、圧倒的に失敗する例の方が多いのです。
たくさんの失敗と何年もの時間を掛けなければ、世に出せる新しい品種を作る事が
出来ません。
生き物でさえも通販で買えるようになった今、高級な金魚を盗んで売って儲けようとしている
悪徳人(悪徳業者?)がいるのではないかと思います。
人の苦労も知らずに大事な金魚を盗んで、自分だけ儲かれば良いという考えを
持っている人たちが許せません。